好きこそものの上手なれという諺がありますが、職業心理学の研究では興味と能力の相関関係は高くないのです。
むしろ「下手の横好き」という諺の方が事実に近いと思います。
それゆえ、喫茶店の経営が好きだからといって店が繁盛するかどうか、車が好きだからといって無事故で通せるか、英語が好きだからといって英語で講義できるか・・・
・・・と自問自答した方がよいでしょう。
わたしは中学校教諭になりたくて教育実習をしましたが、さっぱり活気が出ず、生徒は見向きもしてくれず、自分は教師の能力に欠けているのではないかと思い出しました。
実はわたしは教師になりたくて高等師範学校を選び、教育大学では教育学専攻を選びました。
わたしはそれほどに教職には興味があったのです。
・・・ところが思ったほどに能力がなかったのです。